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台湾医療関係調査(2)〈2015年9月〉

2回目の台湾医療調査です。3日間の間6ヶ所も訪問・調査を行いました。ハードスケジュールで同行した沖縄の先生方が途中で熱を出して、栄養剤を飲んで調査を続けさせていただきました!!たくさんの医療機関を調査したいと、密なスケジュールを組んでしまい、反省!!

(1)台湾衛生福利部中央保険署:今回、台湾行政的に透析治療に関して台湾の「全民健保」(日本の国民健康保険に当たる)の制度及び海外で治療、入院、を受ける場合は、保険の扱い、払い戻しについて確認するために、再度衛生福利部中央保険署を訪問した。中央保険署の専門委員を中心に、保険部門の責任者など6人の担当が対応していただいた。

台湾衛生署専門家及び保険担当者との記念写真

台湾衛生署の会議室にて説明を受ける

(2)台湾栄民総医院:病床数は、3,032 床で、診療科は多岐に渡っている台北市内に位置する「台湾栄民総医院」透析関係を対象とした調査を行いました。「台湾栄民総医院」は、台湾全土の退役軍人向け医療機関(栄民醫院)の中心的施設という位置づけにあたり、現在、一般市民も利用可能であり、台湾における最高水準の医療機関の一つとして知られる。

 2015年6月メインビル1階に新設した透析センターと合わせて、調査当時、84床の透析病床数を有しており、毎月の平均来院透析患者数は、5000人まで上るという。

総勢10数人の関係者が対応していただいた。病院の概要や透析に関する沿革、現状、治療状況などの説明を受けた。

新設された透析センターを見学(栄民総医院)

(3)台北市立関渡医院:台北市の北部淡水河の近くに位置する腎臓病、糖尿病、透析、長期介護や緩和ケアなど慢性病の治療を中心とした地域診療を担う市中病院であった。19床の透析病床を含めて、計374床の台湾において小規模の医療機関で、主に介護や慢性回復の看護医療を行っている。当日、腎臓内科の張先生に対応していただいた。

会議室にて関渡病院の説明を受けた。

関渡病院の玄関にて

ちなみに、関渡地域の塩卵(アヒル卵)が有名で、道端でたくさん売られている。興味津々で見ていたら、当病院の張先生がおみやげとして買ってくれました!!台湾の先生は、みんな優しい!!