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2015年09月 アーカイブ / ニュース

【講座の様子1】真剣に練習

市販の医療中国語テキストは、ほとんどない。テキストから編集しながらスタートした講座は、順調に進み「拼音」(中国語の基本発音〈ピンイン〉)をマスターして、外来問診を想定し会話もたっぷり練習しています。その真剣さは、伝わてきます。

 

一所懸命会話を組み立てて、暗記しています!!

 

 

 

 

二人一組での発表形式で、発表順番はできる組からとのことで、やはり社会人の皆さんは積極的です。夜勤明けの参加者もおり、今日も「大家辛苦了!」

 

 


台湾医療調査(1)ー初めての医療調査

沖縄に台湾からの観光客が大勢きていただいてます。観光中にケガや病気、事故による病院の受診が急増しています。適切に対応するために台湾の医療制度(外国で受診後の払戻しなど)、医療事情を把握するために、沖縄総合事務局の委託業務の一環として、台湾医療調査のセッティング、通訳など、現地でのサポートをSORAアカデミーサポートがさせて頂きました。

その一部をご紹介します。

〈調査機関1〉政府機関:台湾衛生福利部(日本の厚労省に当たる機関)

衛生福利部政務次長を始め医務課専門委員、国際班課長が対応していただきました。

 

調査終了後衛生福利部で記念写真(右1人目、当社城間代表)。台湾関係機関の皆様がご丁寧な対応に感謝!

【台湾の保険制度は、ほぼ日本の国民健康保険制度と同様の仕組みになっており、全民健保と呼ばれており、保険の加入率は、世界一の99.4%ほぼ100%です。海外滞在中に発生した病気の必要治療費に関して、〈領収書、英文診断書、出国証明など〉必要な書類が揃えば、払戻しは可能です。

 

【調査機関2】国立台湾大学医学附属病院

副院長(左1林 明燦氏)及びがんセンターの教授による台湾の医療事情及び先進医療研究の紹介をしていただました。

【国立台湾大学医学附属病院は、病床数は2,400床あまりで、医療従事者は約6,000人、一日の外来患者数は約8,000人である。台湾国内において最高の水準の医療機関である。流暢に日本語を話せる医師も多いし、他の病院と比較して日本語が通じやすい環境にある。また、ボランティア活動に歴史があり、約700 人のボランティアが働いているが、このボランティアスタッフの中にも日本語が話せる人も多く、これらの理由から日本人の利用者も多い。

今回面会した外科の林明燦副院長(東京大学医学博士)は、二日後にも日本人の患者の手術を予定していると話していた】

 

【調査機関3】長庚医療財団法人 林口長庚記念医院


病床数は3,716床を有する病院のロビー
日本より自動血液検査システムを導入している。

病院の地下街は、ショッピングモールのように100店舗も入っている。

台湾プラスティック・グループが所有している長庚医療グループは、計7つの総合病院や介護施設及び老人ホームがあり、総病床数は10,500床医療従事者及びスタッフは20,000人となっており、台湾の最大規模の医療団体となっている。

今回訪問した長庚林口病院は、がんセンター、心臓カテーテル治療センター、パーキンソン病センター、移植センター、ダビンチロボットセンターなど20の統合型の医療センターがあり、全体の主治医者数は955人、入院部の医師数は606人、看護士3,576人、技師1,623人、など総勢9,616人の職員がいる。一日の外来人数は10,000人を超え、手術数は約400件600人の救急患者を受入れている。また、地下のショッピングモール街だけでも約100店舗が営業している。】

3日間驚きばっかりの調査が無事終了!実際台湾観光客自身もあまり知らない「全民健保」保険の払戻し制度は、ぜひ、大勢の方に知っていただきたいですね。