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台湾医療関係調査(4)〈2015年12月〉

台湾のユニークな病院に視察調査に行ってまいりました。「健康楽園」を目標として台湾中部に建てられた秀傳医療グループの一つ(「彰濱秀傳記念病」)です。

当病医療グループは、7病院を持つ秀伝医療体系(Health Care System)となった。台湾の北部、中部、南部に分布し、優れた医療システムを整え、現在全従業員数は5千人余り、病床3,500床を持っています。やはり、規模が大きいですね。

調査訪問の日に、創立者の黄総裁(理事長)は、ちょうど日本に出張とのことで、副院長及び国際医療部の主任が出迎えてくれました。会議中に総裁がわざわざ日本から電話をかけてきて、歓迎のお言葉をいただきました。

  出迎えの写真は、帰りの際にフレームに入れてプレゼントとしていただきました。

 

          ホテルのロビーに思えるような病院の受付

 

                オシャレな病院待合室

              調査ヒアリング会議


台湾医療関係調査(3)〈2015年9月〉

台湾の調査は、まだまだ続いております。一回の出張で6ヶ所も調査を行い、たくさんの台湾医療機関の協力をいただいたことに本当に感謝しています。衛生部保険署の国の保険制度を調査したあと、台湾国内大手保険会社(中国信託ホールディング本社)や外資の保険会社(台湾プルデンシャル生命)も調査した。また、台湾の透析クリニックや台湾中部にあるユニークな病院グループにもお邪魔して、台湾の医療事情をたくさんヒアリングしてきました。

   中国信託ホールディング生命保険の本社にて副社長クラスの皆様が対応。

     台湾の透析クリニック院長(左1番目)にヒアリング調査

日本人の透析患者を受け入れるために、日本語通訳(左2番目)も雇用しているとのことで、さらに、海外の透析患者のために、15ベッドを特別に用意している。台湾の透析の取組みは、進んでいる印象でした。

 

 

 


台湾医療関係調査(2)〈2015年9月〉

2回目の台湾医療調査です。3日間の間6ヶ所も訪問・調査を行いました。ハードスケジュールで同行した沖縄の先生方が途中で熱を出して、栄養剤を飲んで調査を続けさせていただきました!!たくさんの医療機関を調査したいと、密なスケジュールを組んでしまい、反省!!

(1)台湾衛生福利部中央保険署:今回、台湾行政的に透析治療に関して台湾の「全民健保」(日本の国民健康保険に当たる)の制度及び海外で治療、入院、を受ける場合は、保険の扱い、払い戻しについて確認するために、再度衛生福利部中央保険署を訪問した。中央保険署の専門委員を中心に、保険部門の責任者など6人の担当が対応していただいた。

台湾衛生署専門家及び保険担当者との記念写真

台湾衛生署の会議室にて説明を受ける

(2)台湾栄民総医院:病床数は、3,032 床で、診療科は多岐に渡っている台北市内に位置する「台湾栄民総医院」透析関係を対象とした調査を行いました。「台湾栄民総医院」は、台湾全土の退役軍人向け医療機関(栄民醫院)の中心的施設という位置づけにあたり、現在、一般市民も利用可能であり、台湾における最高水準の医療機関の一つとして知られる。

 2015年6月メインビル1階に新設した透析センターと合わせて、調査当時、84床の透析病床数を有しており、毎月の平均来院透析患者数は、5000人まで上るという。

総勢10数人の関係者が対応していただいた。病院の概要や透析に関する沿革、現状、治療状況などの説明を受けた。

新設された透析センターを見学(栄民総医院)

(3)台北市立関渡医院:台北市の北部淡水河の近くに位置する腎臓病、糖尿病、透析、長期介護や緩和ケアなど慢性病の治療を中心とした地域診療を担う市中病院であった。19床の透析病床を含めて、計374床の台湾において小規模の医療機関で、主に介護や慢性回復の看護医療を行っている。当日、腎臓内科の張先生に対応していただいた。

会議室にて関渡病院の説明を受けた。

関渡病院の玄関にて

ちなみに、関渡地域の塩卵(アヒル卵)が有名で、道端でたくさん売られている。興味津々で見ていたら、当病院の張先生がおみやげとして買ってくれました!!台湾の先生は、みんな優しい!!


医療中国語発表会

初めての医療中国語学習の成果発表会、いよいよ行われることとなりました。発表会に使う細かい道具〈ストレッチャー、体温計、血圧測定器、血液検査用の膿盆・酒精綿・ゴムバンドなどなど〉を病院から会場に搬入してもらい実査の医療現場と同様に対応したいというスタッフの皆さんの思いが伝わる。発表会の前に、皆が緊張気味でしたが、最後まで気を抜けずに、一生懸命準備していました。

発表直前の最終練習の様子(会場の廊下にて)

患者役、看護師役、薬剤師役最後の役割分担、内容を確認する様子(会場の廊下にて)

いよいよ本番です!!

下の写真ですが、救急外来で外国人患者が受診され、中国語の対応できる看護師に付き添って診察室で診察を受けるシーンで、患者役の看護学生は、腹痛を訴えて医師役は「ここが痛いんですか?」、「ここは、どうですか?」の話などを看護師が患者に伝え、また患者の反応をすぐ医師に伝える触診の場面です。医療現場の場面をリアルに中国語で再現しています!!

患者役は、看護学生が替わり替わりで務め、次の場面は、診察結果を説明し、「急性虫垂炎」のため緊急入院と手術の必要があると会話を交わす場面です。


発表会に向けて

初年度、約半年の医療中国語の学習が終え、学習発表会を行うことが決まりました。発表内容、役割分担、準備、そして発表当日の直前まで練習に励んでいる受講生の皆さんの姿を見ると日々忙しい看護師のみなさんと看護学校学生の皆さんのチームワーク、集中力、取組みの姿勢に感動!!

発表内容は、外国人観光客が【腹痛】で救急外来の受診を想定し、〈受付〉、〈問診〉、〈診察〉、〈検査〉、〈診断〉、〈入院準備〉、〈手術〉、〈術後〉、〈退院・支払い〉、〈見送り〉まで一連のやり取りを中国語で対応する内容となっています。

写真は、医師(右)、患者(左)、医療語学対応する看護師(後真中)による診察室想定の練習場面です。ちなみに、右後ろに立っているのは、発表会のシナリオ監修兼発表監督の看護師さんです(笑)

検査の説明をする場面の練習様子(虫垂炎の疑いがあり、精密検査が必要と想定場面)

診断するための検査(血液検査の中国語のやり取り練習場面)、練習なので、資料を確認しながら中国語会話を交わしている「看護師・患者」。練習ですが、かなり本格的ですよ。


【全員合格!】医療人の中国語検定試験の初挑戦

8月1日より週2回の医療中国語講座は、早くも3ヶ月経ちました。毎日忙しい医療現場の皆さんと看護学生の皆さんは、11月実施する中国語検定試験準4級に初挑戦!

参加者は、11名、合格者は11名➡ 全員合格!! 筆記とリスニングは、満点の方もいました!恐るべし、医療従事者!!

事務局は、講義後のお祝いをしていただきました!!先生も嬉しい限りです!!

 

 

皆さんの合格書です。なかなかいい得点ですよ。100点の人は、現役看護師です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


メディアの取材を受けました。

「外国人観光客に安心の医療を」として、医療人材育成を各メディアに取り上げられました。

(1)2015年9月28日 NHKの取材【HOT eye】様子

 

 
 

 

 

 

(2)NHK 【沖縄金曜日クルーズ きんくる 第166回】〈命を守るオモテナシ〉

 

(3)2015年12月15日 沖縄テレビ放送【みんなのニュース おきCORE】など


【講座の様子1】真剣に練習

市販の医療中国語テキストは、ほとんどない。テキストから編集しながらスタートした講座は、順調に進み「拼音」(中国語の基本発音〈ピンイン〉)をマスターして、外来問診を想定し会話もたっぷり練習しています。その真剣さは、伝わてきます。

 

一所懸命会話を組み立てて、暗記しています!!

 

 

 

 

二人一組での発表形式で、発表順番はできる組からとのことで、やはり社会人の皆さんは積極的です。夜勤明けの参加者もおり、今日も「大家辛苦了!」